江戸切子の歴史

江戸切子とは

江戸切子とは、江戸時代の末期から主に東京都で生産されているガラス製品の総称です。日本伝統の絵や模様が施されており、特に訪日外国人からの人気が高いです。

江戸切子の歴史

1834年に江戸大伝馬町のビードロ屋が金剛砂を用いてガラスの表面に彫刻で模様を施したのが始まりといわれます。1873年、明治政府による殖産興業政策の一環として日本初のガラス工場、品川興業社硝子製造所が開設されました。

その後、1881年に英国からカットグラス職人を招聘し、日本古来の技術と英国のカットグラスが融合したことにより、日本における江戸切子が誕生したものとされています。